一般社団法人化の決定のお知らせ

 2020年9月12日、日本高齢者虐待防止学会総会において、会員の承認を得て、本学会を一般社団法人とすることが決定しましたことを、お知らせいたします。あわせて定款をアップいたします。  今後も引き続き、皆様からのご意見を賜りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  2020年9月 日本高齢者虐待防止学会 理事長 池田直樹 (定款等) 一般社団法人日本高齢者虐待防止学会定款および資料 一般社団法人定款案に関するご意見は、こちらの入力フォームにご記入ください。

災害等や重大事件発生時の学会の意見表明、緊急アピール等について

会員の皆様へ 【災害等や重大事件発生時の学会の意見表明、緊急アピール等について】                               理事長 池田直樹  2020年9月12日における本学会総会において、学術団体としての社会的責任を果たすため、本学会として発信(意見表明、緊急アピール等)を行うことを検討しました。意見交換、審議を経て、災害等や事件発生等における、本学会としての意見表明、緊急アピール等についての手順を、更に具体化、明文化する申し合わせをしておくことになりましたので、ここにお知らせするとともに、フォームを作成いたしましたので学会ホームページにアップいたします。 【手順の概要】 会員より、学会のアピール等についての提案が出たら、学会事務センター・事務局より、フォームをお送りし、提案者から作成して提出していただく。 理事長が確認する。 理事長が発議し、理事会で審議する。  学会ホームページに掲載等を行う。 学会事務センター・事務局は、問い合わせ等への対応を行う。 意見表明、緊急アピール等についてのご提案は、こちらの入力フォームにご記入ください。

第7回東大家族ケアフォーラムのお知らせ

高齢者虐待防止学会関連のオンラインセミナーが東京大学にて開催されます。岸恵美子理事が講演者の一人になっており、情報提供がありましたのでお知らせいたします。下記に座長上別府 圭子先生の案内文を掲載いたしました。ぜひご参加ください。

開催報告「第16回日本高齢者虐待防止学会 蒲田大会」

2019年9月7日、東邦大学看護学部(東京都大田区)にて、日本高齢者虐待防止学会蒲田大会(大会長 岸恵美子)を開催しました。前日の市民公開講座は81名、大会当日は461名が参加し、盛況のうちに終了いたしました。 2020年度第17回大会は、9月12日(土)、宝塚大学看護学部 大阪梅田キャンパス(大阪府大阪市)にて開催予定です。テーマは「高齢者虐待を防止するケアサービスのガイドライン(仮題)〜高齢者の尊厳を支えるケア〜」、大会長は濱田和則評議員(社会福祉法人晋栄福祉会)です。(コロナウイルスの感染拡大状況を鑑み、第17回梅田大会は中止となりました。2020.4.14 学会事務センター記)

活動報告 定義問題特定委員会 定義問題検討会議事録

活動報告 定義問題特定委員会 定義問題検討会議事録 2016年に発足した定義問題特定委員会では、これまでに高齢者虐待防止法に関わる用語の定義等について検討を重ねてきました。このたび、和田忠志委員長が中心となり、定義問題検討会の議事録を取りまとめましたので、下記にご報告いたします。 定義問題特定委員会・定義問題検討会〜立ち上げに際し 定義問題特定委員会 委員長 和田忠志 はじめに高齢者虐待防止法(以下「防止法」)に記載された定義は必ずしも利便性に優れず、支援者の解釈により支援が規定されうる。この現象に鑑み、委員会解釈を述べる。 (1) 「高齢者」の概念よく問題になる誤解が「介護を要する高齢者のみが対象」である。法制定時、有料老人ホーム等に自立高齢者も存在することを前提に記載され、自立高齢者は対象である。 (2) 「養護者」との関係「養護者」概念は、養介護施設従事者等以外の現に養護する者であるが、虐待との関係についての解釈は次の通り。① 養介護施設従事者等以外の施設等従事者は無認可事業所の者を含めて「養護者」。② 現に養護していない親族は「養護者」に該当しない。「養護者に該当しない親族」に […]