法施行 10 年を経て今後を展望する

分類  :第12回高齢者虐待防止学会横浜大会大会長講演
題名  :法施行 10 年を経て今後を展望する
著者  :池田 直樹
所属  :日本高齢者虐待防止学会 理事長
収録  :高齢者虐待防止研究 2016 [vol.12/No.1]
頁   :23-26

抄録:

 医療施設での虐待防止,虐待通報の一本化,内部通報に対する損害賠償請求など早急に法改正が求められているほか障害者虐待防止法との連携が求められている.

Key Word:議員立法,家族支援,介護ビジネス,通報窓口の一本化

1.はじめに

  高齢者虐待防止法は「安心できる終(つい)の棲家」で「最後まで自分らしく生きること」を妨げられている高齢者を支援し,緊急事態であれば救出し,シェルターなどの一時的暫定的な安全確保を目指している.その後の長期的な生活の安定化を目指す取り組みについて,どこまでが同法の守備範囲かは検討を要する.ただ,虐待から救出された高齢者が自分らしい生活を取り戻すまで途切れのない公的関わりによる支援システムは不可欠であり,例えば家族の再統合,人間関係や財政などの生活環境の安定化,再構築は不可欠である.(本文の一部)

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