演題応募 7月24日(水)17:00まで。<延長いたしました>

パネルディスカッション3

養護者と家族を丸ごと支援する-虐待予防の観点から-

パネラー

小野 由美子 おの ゆみこ

松戸市役所福祉長寿部地域包括ケア推進課課長補佐
社会福祉士・精神保健福祉士・主任介護支援専門員

介護保険サービス事業所で生活相談員として、居宅介護支援事業所で介護支援専門員として勤務。その後地域包括支援センター(委託型)でセンター長を務めたのち、松戸市役所に入庁。高齢者福祉担当課を経て、令和5年4月より現職。

現在当課において、基幹型地域包括支援センターとして市内15か所の地域包括支援センターの総合調整・後方支援を行うとともに、「福祉まるごと相談窓口」として、複合化複雑化した世帯が抱える問題の解決に向けた支援を行っている。


パネラー

津止 正敏 つどめ まさとし

男性介護者と支援者の全国ネットワーク 事務局長

1953年、鹿児島県生まれ。立命館大学名誉教授。同大学大学院社会学研究科修士課程修了。京都市社会福祉協議会 (1981-2001年度、地域福祉部長・ボランティア情報センター長等歴任)、立命館大学教授 (2001-2018 年度、産業社会学部・大学院社会学研究科)を経て、2019年4月年より現職。

2009年3月に「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」を発足させ、事務局長を務める。

著書に『男が介護する-家族のケアの実態と支援の取り組み-』(中公新書、2021)、『長寿社会を生きる-健康で文化的な介護保障へ-』(共編、新日本出版社、2019)、『ケアメンを生きる-男性介護者100万人へのエールー』(クリエイツかもがわ、2012)、『ボランティア教育の新地平-サービス・ラーニングの原理と実践-』 (共編、ミネルヴァ書房、2009)、『ボランティアの臨床社会学-あいまいさに潜む「未来」-』(共編、クリエイツかもがわ、2009)、『男性介護者白書-家族介護者支援への提言-』(共編、かもがわ出版、2007)など。


パネラー

田熊 喜代巳 たくま きよみ

カウンセリングルームベア 代表

東京女子大学文理学部心理学科卒業。東京大学医学部保健学科精神衛生学教室にてカウンセリングを学ぶ。保健所心理相談員・看護学校非常勤講師として勤務。結婚後、専業主婦として約10年子育てに専念した後、相談業務に復帰。精神科クリニック、エイズ予防財団、薬物依存症者専門カウンセリングルーム等に勤務。公立中学校のスクールカウンセラーの経験も有する。

足立区、台東区、墨田区、江戸川区、埼玉県等の、各保健所・保健センターにおける相談業務を経て、平成14年8月、東京都足立区北千住に「カウンセリングルームベア」を開設して今年で22年になる。

平成22年からは、恩賜財団埼玉県済生会川口総合病院心理相談室にも勤務し、職員のメンタルヘルスや癌の緩和ケアの仕事にも携わる。 乳幼児、児童、高齢者への虐待の予防に関して、養育者、養護者に対する心理的理解、心理的支援の大切さを訴え続け、現在に至る。

著書「もうだめ…私、子育てでつぶれそう!」(本の泉社)
  「臨床心理学用語辞典」「教育学辞典」(共著)


コーディネーター

岸 恵美子 きし えみこ

東邦大学看護学部 学部長/大学院看護学研究科 研究科長/公衆衛生看護学研究室 教授。

日本赤十字看護大学大学院博士後期課程修了。看護学博士。東京都板橋区、北区で16年間保健師として勤務した後、自治医科大学講師、日本赤十字看護大学准教授、帝京大学教授を経て、2015年より東邦大学看護学部/大学院看護学研究科教授。

高齢者虐待、セルフ・ネグレクト、ゴミ屋敷、孤立死を主に研究。日本高齢者虐待防止学会理事、日本公衆衛生看護学会理事。日本地域看護学会副理事長。千代田区高齢者虐待防止推進委員会委員長、世田谷区生活環境保全審査会委員長等、自治体の複数の審議会委員を務める。

著書は『ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 孤立死を呼ぶ「セルフ・ネグレクト」の実態』(幻冬舎新書)、『セルフ・ネグレクトの人への支援 ゴミ屋敷・サービス拒否・孤立事例への対応と予防』(中央法規)、『セルフ・ネグレクトのアセスメントとケア ツールを活用したゴミ屋敷・支援拒否・8050問題への対応』(中央法規)他。

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