演題応募 7月24日(水)17:00まで。<延長いたしました>

第20回大会企画 記念シンポジウム

虐待防止の取り組みの成果と課題:虐待対応の連携をめざして

シンポジスト

柏女 霊峰 かしわめ れいほう

淑徳大学総合福祉学部特任教授・同大学院教授

大学で教育心理学を専修し、千葉県児童相談所に心理判定員として10年間奉職。厚生省(現厚生労働省)に技官、児童福祉専門官として8年間勤務。淑徳大学に転職して現在31年目。この間、日本子ども家庭総合研究所子ども家庭政策研究担当部長、厚生労働省社会保障審議会児童部会委員・児童虐待防止専門委員会、社会的養護(社会的養育)専門委員会等各種専門委員会、障害児支援関係各種検討会の委員長、内閣府子ども・子育て会議委員等に携わる。

現在、淑徳大学総合福祉学部特任教授・同大学院教授。(福)興望館評議員、理事長を経て現在理事。JPHD社外取締役、江戸川総合人生大学介護・健康学科長、東京都児童福祉審議会会長、豊島区児童福祉審議会会長など。ライフワークは子ども家庭福祉供給体制検討。

近著(単著)は、『子ども家庭福祉論]』誠信書房,2009『子ども家庭福祉・保育の幕開け』誠信書房2011, 『子ども・子育て支援制度を読み解く』誠信書房 2015,『これからの子ども・子育て支援を考える』ミネルヴァ書房,2017,『平成期の子ども家庭福祉―政策立案の内側からの証言』生活書院,2019,『子ども家庭福祉学序説―実践論からのアプローチ』誠信書房,2019


シンポジスト

小山 聡子 おやま さとこ

日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授

ミシガン州立大学教育学部大学院リハビリテーションカウンセリング専攻修了(M.A. 教育学)。同志社大学社会学研究科社会福祉学専攻博士課程後期修了(Ph.D.社会福祉学)。

日本女子大学人間社会学部社会福祉学科教授。研究分野は、ソーシャルワークの理論と方法、その教育方法、障害学。

経歴は、足掛け13年間の障害児者施設におけるソーシャルワーク実践を経て、1996年より日本女子大学にて勤務。2015年度~2021年度まで副学長及び学部長を務める。2018年よりダイバーシティ委員会委長を務め現在に至る。2017年12月の設立時より障害者虐待防止学会理事長。2017年度より厚労省が実施する障害者虐待事案の未然防止のための調査研究の検討会の委員長を務めている。

近年の主な業績は以下の通り。
『援助論教育と物語』(生活書院)単著、2014年、『LGBTと女子大学 誰もが自分らしく輝ける大学を目指して』(学文社)共著、2018年、『SOGIをめぐる法整備は今』(かもがわ出版)共著、2023年、『演劇/ドラマの手法とソーシャルワーク教育-解放と脱構築のためのクリティカル・リフレクション』(明石書店)単著,2024年。

「2018(平成30)年度障害者虐待事案の未然防止のための調査研究報告―「障害者虐待対応状況調査」の結果及び追加アンケート、ヒアリングから見えた事―」小山聡子他5名,障害者虐待防止学会『障害者虐待防止研』」Vol.2(No.2)pp.75~83,2020年。


シンポジスト

池田 直樹 いけだ なおき

上本町総合法律事務所 所長

1976(昭和51)年3月 京都大学法学部卒業
1986(昭和61)年4月 大阪弁護士会登録 弁護士
1993(平成5)年から2002(平成14)年3月まで、2004(平成16)年4月から現在まで
   日本弁護士連合会 人権擁護委員会 委員
2002(平成14)年4月から
   日弁連障害のある人に対する差別を禁止する法律に関する調査研究委員会副委員長2001(平成13)年11月から 「介護事故を許さない家族の会」設立、事務局担当
2003(平成15)年から  日本高齢者虐待防止学会 理事

主な論文・著書等
・「高齢者虐待と法律」「高齢者虐待に挑む」所収(2004年7月)
・「契約責任と介護トラブル」地域ケアリング 北隆館(2004年7月号から連載)
・「知ってますか 高齢者の人権一問一答」共著、解放出版社(2004年11月)
・「高齢者虐待を法的な面から見る」地域保健、東京法規出版(2005年12月)
・「高齢者虐待と法的対応」治療、南山堂(2005年12月)
・「ボランティア・NPO用語事典」一部執筆、中央法規出版(2004年4月)
・「狙われる!個人情報・プライバシー」一部執筆、民事法研究会(2005年2月)


コーディネーター

鈴木 敏彦 すずき としひこ

新潟大学大学院保健学研究科看護学分野 教授
北海道出身、保健師

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