特別企画① 養介護施設従事者等による高齢者虐待への対応

演者

養介護施設従事者による高齢者虐待対応事例へ取り組まれている市町からの報告

川村 哲穂 かわむら あきほ

富士市 高齢者支援課 統括主幹

平成5年 富士市役所入庁
     富士市立ふじやま学園(知的障害児施設)、するが荘など指導員を17年、直営の地域包括支援センター15年
平成23年 日本社会福祉士会虐待対応システム研究手引き策定作業委員会委員
平成24年 日本社会福祉士会虐待対応システム研究手引き普及・啓発のための研修プログラム開発委員
平成25年 日本社会福祉士会施設虐待講師予定者研修WGメンバー
平成27年 日本社会福祉士会施設虐待講師予定者研修プロジェクト委員
令和3年 日本社会福祉士会高齢者虐待の実態把握等のための調査研究委員会委員現在、静岡県社会福祉士会権利擁護委員会委員(令和2年~)


高齢者虐待ケースでの医療機関との連携について

成島 道樹 なるしま みちき

JA厚生連 清水厚生病院 副院長

【略歴】
1999年3月 岡山大学医学部卒業
1999年4月 岡山大学医学部 消化器・腫瘍外科に入局
2007年3月 岡山大学大学院医歯学総合研究科卒業
2007年4月 JA静岡厚生連 清水厚生病院に外科医師として赴任
      外科・総合診療科を中心としながら地域医療全般に携わる

【ひとこと】
外科医・総合診療医として、メディカルスタッフとのチームワークを大切にしながら診療に携わっています。医療・介護・福祉の連携活動に積極的に関わることで「自分らしく生きる」ことができる地域づくりを目指しています。


精神科病院における虐待防止対応の報告

渕脇 重文 ふちわき しげふみ

医療法人社団高草会 焼津病院 社会復帰部長

1962年 鹿児島市生まれ
高校卒業後に専門学校を経て東京の写真スタジオに就職
20代後半まで広告写真撮影の仕事に就きその後大学に入学
1999年 国際医療福祉大学 保健学部作業療法学科卒業
栃木県にある民間の精神科病院に勤務
作業療法室を開設し精神科作業療法に従事
2001年より焼津病院にて作業療法士として勤務
2009年より社会復帰部長に就任
2016年 常務理事に就任
2023年 精神保健福祉法の改正(2024年)に伴い院内に虐待防止対策室が設置される 
    虐待防止対策室長として着任

現在に至る


特養における重度化予防ケアの取り組みの報告

松井 泉美 まつい いずみ

社会福祉法人賛育会 東海清風園 機能回復訓練係長
作業療法士(2003年取得)
重度化予防ケアPractitioner認定(2023年)
重度化予防ケアField Leader認定(2024年)
※いずれも一般社団法人日本重度化予防ケア推進協会による認定
現在、Executive Leader認定取得に向け取り組んでいる

急性期・回復期病院および介護老人保健施設での実践を経て、2013年より現職。
2022年に重度化予防ケア推進協会のセミナーを受講し、予防の可能性に希望を見出す。以後、研修への継続的な参加を通じて知見を深め、2024年より施設内の特定部署で導入し効果を実感。現在は導入部署の拡大を進めている。
外部研修にスタッフとして参画し、学びをケア改善や職員教育に還元、施設全体での標準化と質の平準化を推進している。

今回は、特養における重度化予防ケアの実践から得られた知見と課題、今後の展望について報告する。


コメンテーター

小長谷 百絵 こながや ももえ

新潟県立看護大学老年看護学 教授

学歴
千葉大学看護学部卒業、東京医科歯科大学保健衛生学研究科博士前後期課程修了

職業歴
静岡県立子ども病院看護師、自治医科大学病院看護師、昭和大学保健医療学部、上智大学総合人間科学部教授など

社会的活動
日本高齢者虐待防止学会理事、NPO法人ALS/MNDサポートセンター理事など


原 等子 はら なおこ

新潟県立看護大学大学院 老年看護学 准教授

公益社団法人認知症の人と家族の会 常任理事(調査研究専門委員長2018年~)
公益社団法人認知症の人と家族の会新潟県支部 世話人(2009年~)

札幌市生まれ
旭川医科大学看護学部成人・老年看護学 助手、日本赤十字九州国際看護大学老年看護学 講師を経て2006年より現職

二人の祖母の介護と看取りをする母をみながら、看護師として学修し、高齢者、認知症の人へのケアに興味を持った。特に、現職についてから認知症の人と家族の会の活動を続ける中で、「認知症の人」の思いと「認知症の人の家族」の思いに触れ、双方の代弁と、「ともに生きる支援」を地域の仲間とともに模索している。

コロナ禍でサービスが途切れがちとなった2020年3月から現在まで,有志で毎月「散歩の会」を企画し、若年認知症の人と家族、そして認知症の人と家族の会の世話人や大学の認知症オレンジサークルの学生らとともに活動している。


座長

山田 祐子 やまだ ゆうこ

日本大学文理学部社会福祉学科 教授

【学歴】
日本女子大学文学部社会福祉学科卒業、同大学院博士課程後期満期退学
【職歴】
日本女子大学非常勤助手から共栄学園短期大学・浦和短期大学(介護福祉士養成課程)を経て日本大学文理学部(社会福祉士養成課程)に着任
【専門領域】
社会福祉学、高齢者福祉、ソーシャルワーク
【高齢者虐待の研究について】
1993年に高齢者処遇研究会として高齢者虐待の全国調査を実施、1996年電話相談を開始、1997年施設における高齢者虐待の調査を実施し、高齢者虐待防止について社会福祉学の視点から研究を行っている。
単著:山田祐子『家族介護と高齢者虐待』(一橋出版、2004年)
(関わった主なマニュアル・研修関係)
『高齢者虐待対応マニュアル」』(世田谷区、2005年)
『東京都高齢者虐待対応マニュアル─』(東京都、2006年)
『施設職員のための高齢者虐待防止の手引き』(神奈川県、2009年)
日本社会福祉士会「認定上級社会福祉士・虐待対応専門研修~アドバイザーコース~・認定社会福祉士制度研修認証・講義責任者」(2016年、2018年)
MS&ADインターリスク総研『令和2年度厚生労働省老人保健事業推進費等補助金:介護施設における効果的な虐待防止研修に関する調査研究事業』委員長

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