概要
項目 | 内容 |
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大会名 | 第12回日本高齢者虐待防止学会 京都大会 |
テーマ | 事業者による高齢者虐待の防止 -制定10年を経て多様化する高齢者の住まいと尊厳- |
日時 | 平成27年7月10日(金) 市民フォーラム 平成27年7月11日(土) 大会 |
場所 | 京都ノートルダム女子大学 ユージニア館NDホール |
大会長 | 池田直樹 (弁護士 大阪アドボカシー法律事務所) |
大会実行委員長 | 三好明夫 (京都ノートルダム女子大学教授) |
後援(予定) | 厚生労働省 法務省 京都府 京都市 京都社会福祉士会 京都弁護士会 京都司法書士会 京都市社会福祉協議会 京都府社会福祉協議会 成年後見センター・リーガルサポート京都支部 京都医療ソ-シャルワーカー協会 京都府介護福祉士会 京都精神保健福祉士協会 京都府介護支援専門員会 京都府精神保健福祉施設協議会 京都府老人福祉施設協議会 京都府介護老人保健施設協会 京都市老人福祉施設協議会 京都市地域包括支援センター・在宅介護支援センター連絡協議会 (順不同) |
ご挨拶 大会長 池田直樹
平成17年11月高齢者虐待防止法が制定されて10年が経過し、高齢者の住まいも極めて多様化しています。特別養護老人ホームや有料老人ホームの他にサービス付き高齢者住宅(高齢者の居住の安定確保に関する法律―高齢者住まい法)やさらには介護保険外で有料老人ホームの届けのない高齢者住宅が提供されるようになってきており、通常の賃貸住宅と変わりのないものまで乱立しています。このような現状は質の良いサービスを競い合っているのではなく、安価であれば質の低いサービスでも入居希望があることに便乗しただけの施設もあり、そこに虐待環境が新たに作り出されかねません。
高齢者はどのような住まいであれ、自分らしく尊厳を維持した生活が保障されなくてはならず、これを脅かす環境がはびこらないように警戒の眼を持って注視し続けなければなりません。また既存の施設も構造的に虐待を生み出さない職場環境をどのように醸成するか、先進施設の取り組みを参考にしていく必要があります。
また、法制定10年を経て、未解決の課題、新たな課題が出てきました。セルフネグレクトは「ゴミ屋敷条例」制定の動きとして課題になっています。さらに、「緊急通報番号」に馴染みがなくどこに通報したらよいか、咄嗟に思い付く番号(例えば113など)でないと通報制度は活用されません。さらに、高齢者の住まいとして長期療養型病床の現状と課題も取り上げます。是非、喫緊の課題に取り組んで行こうではありませんか。
1.主なプログラム
午前の部 | |
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9:30~10:10 | 大会長講演「防止法制定10年を振り返って、今後の展望する」 日本高齢者虐待防止学会 理事長 池田直樹 |
10:10~10:40 | 記念講演「高齢者虐待防止法の対応の強化について 」 厚生省老健局高齢者支援課/認知症・虐待防止対策推進室長 水谷忠由 |
10:45~12:05 | シンポジウムⅠ テーマ「多様化する高齢者の住まいと尊厳を守る(現場実践者の報告)」 座長 柴尾慶次 シンポジスト ① 特養ナーシングホーム智鳥 理事長 濵田和則 ② 仙台認知症疾患センター主任研究員 吉川悠貴 ③ 亀岡地域包括支援センターあゆみセンター長 松本善則 ④ ふくろう法律事務所 弁護士 松宮良典 |
12:05~13:20 12:35~13:05 | 昼食 総会 |
午後の部 | |
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13:20~14:20 | ① 分科会「長期療養病床におけるケアの質:患者とケア提供者双方のQOL向上をめざす」 座長 理事長 池田直樹 東京大学大学院医学系研究科教授 山本則子 |
② 分科会「虐待通報の統一番号化の課題」 座長 聖カタリナ大学教授 山本克司 厚生労働省 老健局高齢者支援課 認知症・虐待防止対策推進室 安藤正純 鴨川市福祉総合相談センター長 牛村隆一 いらはら診療所在宅医療部長 和田 忠司 コメンテーター 柴尾慶次 |
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14:35~15:35 | 一般報告(口頭発表)3会場 (予定) |
15:45~17:05 | シンポジウムⅡ テーマ「セルフネグレクトについて考える~ごみ屋敷問題解決の取り組みに注目する~」 座長 東邦大学看護学部教授 岸恵美子 ① たかぎクリニック院長 高木俊介 ② 北川法律事務所 北川英幸 ③ 京都市保健福祉局保健福祉総務課長 金森一夫 ④ 京都市社会福祉協議会地域福祉推進室生活支援部長 小野恵以子 |
17:05~17:15 | 次期大会長挨拶 閉会挨拶 |
17:40~19:00 | 情報交換会 |
2.参加費
参加申し込み | 会員 | 非会員 | 学生 | シニア | 情報交換会 |
6月22日まで | 5,000円 | 5,500円 | 2,000円 | 1,000円 | 3,500円 |
当日参加 | 5,500円 | 6,000円 | 2,500円 | 2,000円 | 4,000円 |
3.一般演題発表申し込みおよび抄録について
発表のお申し込みは、「一般演題発表申込書」にご記入いただき、「演題申込み要綱」記載の大会事務局宛にメールでご送付ください。
一般演題発表申込書(word)
演題申込要領
抄録は、「抄録原稿フォーマット」にご記入いただき、「演題申込み要綱」記載の大会事務局宛にメールでご送付下さい。抄録原稿の投稿〆切りは、平成27年5月11日(月)です。
抄録原稿フォーマット(word)
4.大会参加事前申込み
「参加申込書」にご記入の上、大会事務局宛てにメールで送付もしくは郵送下さい。平成27年6月22日(月)までにお申込みください。
なお、宿泊先・交通チケットの手配は各自でお願いいたします。
ご案内チラシ
参加申込書(word)
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5.会場へのアクセス
伊丹空港より京都駅まで、リムジンバス約60分、新幹線、在来線、京都駅より地下鉄烏丸線「北山駅」まで16分、「北山駅」から徒歩7分、阪急電車京都線、烏丸駅下車、地下鉄四条乗り換え、13分で「北山駅」下車 ①番出口出て、目の前の信号を渡り、まっすぐ歩く、次の信号が見えたらまた渡り、右に向かう、次にある最初の三叉路を左に歩くと約50メートルで大学正門です。
6.その他
昼食について
当日はお弁当のご用意はございません。また、学内に売店はございますが、数に限りがありますので、北山駅近隣のコンビニ、ファミリーレストラン、飲食店などをご活用いただくか、出発地でお弁当をご用意ください。
喫煙について
大学キャンパス内は全面禁煙となっております。
7.お問い合わせ先・郵送先
〒606-0847 京都府京都市左京区下鴨南野々神町1
京都ノートルダム女子大学 生活福祉文化学部 高齢者福祉研究室
三好明夫
電話 : 075-706-3652 (ダイヤルイン)
Email : amiyoshi@notredame.ac.jp